Altera売上報告、2010年売上合計は前年比64%増の19億5440万ドル、純利益は3倍
2011年1月25日、アルテラは、2010会計年度第4四半期(2010年10-12月)の売上を報告した。
アルテラの2010会計年度Q4(2010年10-12月) の売上は、前年比52%増、前Q3比5%増の
5億5540万ドル。純利益は2億3160万ドルで前年同時期の2倍以上だった。
アルテラの2010年売上合計は19億5440万ドルで前年比64%増を達成。純利益は7億8280万ドルで前年の3倍以上、前年比212%増を記録した。
アルテラの売上を押し上げているのは、新製品として分類しているStratix III, Stratix IV, Arria II GX, Cyclone III,Cyclone IVといった製品群で、2010年は前年の約3倍の売上を叩き出している。
売上分野としては同社の売上の44%を占めるテレコム及びワイヤレス分野が好調で、前年比64%増を達成。同社売上の45%を占めている状況。地域別の売上シェアは、北米と日本がシェアを落とし、アジアと欧州が売上を伸ばした構図となっている。
2011年、アルテラは28nmFPGAの市場投入を予定しているが、半導体市場全体の動きが鈍化しつつある中、新製品がどのようなインパクトを与えるのか見ものである。