富士通セミ、40nmASICフローでForteの高位合成ツール「Cynthesizer」を採用
2010年12月8日、SystemC入力の高位合成ツールを手掛ける米Forte Design Systems社は、富士通セミコンダクターが同社の高位合成ツール「Cynthesizer」を40nmASIC設計フローで採用した事を発表した。
富士通セミコンダクターは、これまで90nmおよび65nmプロセスのASICリファレンス・フローでForteの高位合成ツール「Cynthesizer」を採用してきており、今回の40nmフローでの採用はある意味自然な流れ。発表に寄せられた、富士通セミコンダクターのSoCソリューション統括部長 長谷川隆氏のコメントを見ると、「Cynthesizer」は期待以上の実績を上げているようだ。
とはいえ、先端プロセスへの適用にあたっては40nmライブラリを用いた広範囲のテストを実施し、晴れて採用が決定。Forteと富士通セミコンダクターは最新テクノロジー向けの高位合成ライブラリを共同で開発する予定だという。