2010年10月5日、ザイリンクスは、同社のFPGA開発環境「ISE」の最新バージョン「ISE Design Suite 12.3」のリリースを発表した。
「ISE」最新バージョンの目玉は2つ。
1.AMBA-4 AXI4 IPコアのサポート
これによりAXIバスをベースとしたプラグ&プレイ的なFPGA設計が可能に。IPの接続などが非常に容易になる。Xilinxは「AMBA-4」の開発に参加しており、「AMBA-4」を用いた「Cortex-A9 MPCore」搭載のFPGA「Extensible Processing Platform」の出荷を計画している。
2.Intelligent Clock Gating機能がSpartan-6ファミリをサポート
ダイナミック・パワーを約30%カット可能とする自動クロック・ゲーティング機能がVirtex-6ファミリに加え、Spartan-6でも利用可能となった。
その他、今回のバージョンアップでは、設計および解析コックピット「PlanAhead」の機能強化なども実施されている。
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