2010年10月4日、アナログ/ミックスド・シグナルICおよび高信頼性半導体を手掛ける
米Microsemiが、FPGAメーカーActelの買収を発表した。
発表によるとMicrosemiは、現金による株式の公開買付けによりActel社を買収する予定で、その総額はおよそ4億3000万ドル($430 million)。Actel側もこの買収に合意している。
Actelは、市場大手2社の手掛けるSRAMベースのFPGAとは一線を画す独自のアンチヒューズ・ベースFPGA/フラッシュ・ベースを推し進める業界第4位のFPGAベンダで、その高信頼性を武器に航空・宇宙分野でのシェアをほぼ独占している。また、製品としては、業界で初めてARMコアを搭載したインテリジェント・ミックスド・シグナルFPGAなども展開している。
MicrosemiとActelの事業展開を照らし合わせると、「高信頼性」、「ミックスド・シグナル」というキーワードが重なり、今回の買収は割と分り易い買収と言える。
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