2010年9月8日、アナログ/ミックスドシグナル設計統合環境およびMEMS向け設計環境を手掛ける、Tanner Research社のEDA事業部Tanner EDAは、同社のカスタム設計ツール「HiPer Silicon」がLinuxをサポートしたことを発表した。
EDAのツールは、UNIXベースが主流だった80年代後半からWindowsベースの低コスト環境として売り出し成功。MEMES向け設計環境も含めて世界計67カ国、4000顧客に25000ものライセンスを提供している。
今回Linuxをサポートした「HiPer Silicon」は、同社の単品製品を統合したアナログ/ミックスドシグナル設計の統合環境で、回路図入力エディタ「S-Edit」 、アナログシミュレータ「T-Spice」、レイアウトエディタ「L-Edit」、物理検証エンジン「L-Edit DRC/Extract/LVS」などの全ての機能を包含し、単一環境でカスタム設計のフロントエンドからバックエンドまでのフローをカバーする。
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