2010年9月27日、シノプシスは、FPGA向け論理合成ツール「Synplify」の機能強化を発表した。
シノプシスによると今回の「Synplify」の機能強化のポイントは大きく4つ。
・ランタイムの高速化
合成処理がシングル・プロセッサで4倍高速に。「compile- point technology」を利用すれば、複数プロセッサを用いた並列処理で更なる高速化が可能。
・新フィジカル合成フロー
シノプシスの「global placer technology」を利用した新たなフィジカル合成フローを実現。
・チーム設計対応
チーム設計向けのマネジメント機能により、階層的なデザイン・プロジェクト管理と設計の並列化が容易に。
・DesignWare Libraryサポート
DesignWare Libraryのデータパスおよびビルディング・ブロック・コンポーネントをサポート。FPGAへのインプリメントやASICデザインのプロトタイピングにこれらライブラリを使用可能に。
これら機能強化が施された「Synplify Pro」および「Synplify Premier」の最新バージョン2010.09は、既にリリースされている。
|ページの先頭へ|