2010年9月22日、プロトタイピング・ソリューションを手掛ける、プロトタイピング・ジャパンは、同社が新たにFPGA-ASIC変換サービスを開始した事を発表した。
発表によると、プロトタイピング・ジャパンの始めたFPGA-ASIC変換サービスは、イスラエルのファブレスKaiSemi社との協業によるもので、KaiSemi社の内製ツールを用いてFPGAネットリストを自動的にピン互換のASICに変換。協業するASICメーカーでASICを製造し顧客に提供する。
同サービスは、既に国内外500プロジェクト以上の成功実績があり、いかなるサイズのFPGAもASICへ直接変換可能。1ベアチップへのリプレースに限らず、複数ベアチップを1つのパッケージにリプレースする事も可能で、利用しているIPマクロ(DSPコア、RAMブロック, PLL, クロックマネジャ,及びDDR, PCIeなどの外部インタフェースなど)は全て保持されるという。
プロトタイピング・ジャパンによると、同サービスの利用者は手間をかけずにチップコストを削減できるだけでなく、電力削減も実現可能とアピール。6-14週間の納期でASICを入手できるとしている。
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