2010年7月28日、アームは、2010会計年度第2四半期(2010年4-6月)の売上を報告した。
アームの2010会計年度Q2 (2010年4-6月) の売上は、前年比42%増の1億5030万ドル。営業利益は約6400万ドルを計上し、利益率42.7%を達成した。
アームはスマートフォン市場での勢いを継続しつつ、新市場の攻略も進めており、この四半期にはARM搭載のモバイル・コンピュータも市場に登場。米国の調査会社Forward Concepts社は2010年に約600万台のARM搭載ネットブックが出荷されると予測している。
また、モバイル市場以外でも米フリースケールがARM搭載マイクロコントローラ・ファミリを発表したほか、TSMCがARMのフィジカルIPライセンスの取得を発表。更にあのマイクロソフトもARMベースのアプリケーション開発に向けたARMアーキテクチャ・ライセンスの複数年契約を発表しており、様々な市場において今後もARMの攻勢が続くと思われる。
尚、ARMライセンス収益のうち63%、プロセッサ・ユニット出荷数の89%がARM7とARM9で占められている。
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