2010年5月25日、ケイデンスとIBMは先端IPの共同開発を発表した。
発表によると両社は、32nmでのsilicon-on-insulator (SOI)技術を使用して、DDR PHY、メモリ・コントローラ、PCI Express、EthernetなどのプロトコルIPを開発。その狙いは益々複雑化するネットワークおよび通信分野向けのSoCの統合設計にあり、両社の開発するIPを利用すれば、設計サイドのIPの認定・統合費用を軽減できるという。
今回の両社の協業は先日ケイデンスが発表したEDA360ビジョンを踏襲するもので、その中核をなすIP統合設計環境「Cadence Open Integration Platform」によって実現される。
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