2010年6月1日、設計初期段階でのアーキテクチャ探索を実現するESLツール「CoFluent Studio」を手掛ける、仏CoFluent社は、「CoFluent Studio」の新機能を発表した。
発表によると、CoFluentは予てからロードマップで示していた組込みCコード生成機能を「CoFluent Studio」に実装。UML,SysMLまたは独自グラフィカル言語やMatlab,ANCI-Cなど、多彩な言語からパフォマーンス・シミュレーション用のSystemCを自動生成する「CoFluent Studio」に新たなアウトプットが用意される。
同新機能は、「Cofluent Studio」最新バージョン3.2.1にオプション機能として用意されるもので、正式なリリースは今年のQ3予定。生成されるCコードは、IEEE標準のAPI「POSIX:Portable Operating System Interface」を備えているため、汎用的なLinuxやRTOS上に実装可能。他のAPI向けにカスタマイズする事も容易だという。
これまで「CoFluent Stuio」は、あくまでもシステムレベルのパフォーマンス解析/アーキテクチャ探求ツールという位置付けであったが、今回の組込みCコード生成機能により、組込みソフトウェアの開発ツールとしてターゲット市場を広げる事になる。
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