2010年5月26日、マスクデータ処理ソリューションを手掛ける、仏XYALIS社は、2つの新ツールを発表した。
発表によるとXYALISが開発したのは、先端プロセスをサポートするマスク・セットの自動生成ツールとマルチ・プロジェクト・ウエハー向けの配置エンジンで、いずれもマスク設計におけるコスト削減を狙うもの。
マスク・セットの自動生成ツールはマルチ・チップ・マスクを含めあらゆる種類のマスク生成に対応しており、数分間でマスク・セットを自動生成する事が可能。人手を介さず人的エラーの混入も防止できる。
マルチ・プロジェクト・ウエハー向けの配置エンジンは、製造コストや生産量、パッケージングの情報などの生産条件を考慮し、最も費用対効果の高い配置を実現。同社の提供するマルチ・プロジェクト・ウエハーのアッセンブリ・ツールに搭載される。
XYALISはこれら2つの新ソリューションを来る47thDACで披露する予定。
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