2010年5月26日、メンター・グラフィックスは、マルチコア向け組込みLinuxの提供で米NetLogic Microsystemsと提携した事を発表した。
NetLogic Microsystemsはネットワーク専用プロセッサを手かげる半導体ベンダで、今回の提携により、メンターから提供される組込みLinuxソリューションを自社のマルチコア、マルチスレッド・プロセッサのアプリケーション開発に活かす。
メンターは、昨年7月にAndroidおよびLinux関連の組込みソリューションを手掛けるEmbedded Alley社を買収し、AndroidやLinuxといったオープンソース製品と自社の組込みOS「Nucleus」を組み合わせた開発ソリューションを展開。組込みソフトウェア分野への取り組みに力を注いでいる。
尚、メンターとNetLogic Microsystemsの両社は、マルチコア・システム開発のアライアンス「eNsemble Multi-Core Alliance」の設立メンバーとして名を連ねている。
|ページの先頭へ|