2010年3月8日、システムレベルからのパワー/熱解析ソリューションを手掛ける、仏DOCEA Powerは、ワイヤレス半導体大手のSTエリクソンが同社製品「ACEplorer」を採用した事を発表した。
DOCEAの発表によると、STエリクソンは複雑な次世代3Gマルチメディア・プラットフォームのパワーおよびサーマル・ビヘイビアのモデル化に向けて「ACEplorer」を採用。パワーの見積りおよび管理において、表計算ソフトベースの従来手法から「ACEplorer」を用いた新手法へ乗り換えた。
「ACEplorer」はシステムレベルでパワー仕様をモデル化しパワーの見積もりを行う事が可能。パワーモデルを管理しながら下流のインプリメントに応用する役目も果たす。消費電力と熱解析のほかに、IRドロップや熱暴走といった問題にも対処できる。
Web上の情報を見る限り、同社の日本販売チャネルは存在していない。
|ページの先頭へ|