2009年12月3日、メンター・グラフィックスは、2010会計年度第3四半期(2009年8月-10月)の売上を報告した。
発表によると、メンターの09年8月-10月の売上は、前年比約2.3%増の1億8920万ドル。四半期単体で黒字には至っていないが、Q1,Q2,Q3と3四半期連続で売上前年比増を達成し、業績の回復を明確なものとした。メンターは売上増の要因として組み込み、ケーブル、エミュレーション分野の好調を挙げている。
メンターは例年Q4の売上比重が高く、今年は10月に買収を完了したLogicVision製品の売上も積算されるはずであるが、Q4の売上予測は前年比減の2億3000万ドルと控え目。2010会計年度の売上合計は前年比微増の7億8900万ドルと予測しており、業界2位のケイデンスに近づきつつある。(ケイデンスの2009年1-12月の売上予測は8億4500-5500万ドル)
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