2009年7月2日、レイアウト表示プラットフォーム「LAVIS」を手掛ける日本のEDAベンダTOOL社は、「LAVIS」の最新版、「LAVIS Ver.9.0」のリリースを発表した。
プレスリリース文
http://www.tool.co.jp/NewsItem/Lavis/News20090702Jp/
TOOLによると今回の「LAVIS」のバージョンアップでは、新機能として領域指定による簡易デザインチェック機能を搭載。同機能はユーザーの指定した領域内における配線幅や配線間隔のルールチェックをユーザー定義のルールで簡易的に行うもので、微小図形のチェックや被覆率の計算にも対応。サインオフ工程前段階での「ちょっとしたチェック」に素早く対応する事が可能で、従来から実装されている等電位追跡機能を利用したチェック機能よりも容易に簡易ルールチェックを行うことができる。
また、等電位追跡機能もエンハンスされたほか、斜め配線が含まれるレイアウトへの対応として計測機能が強化され、選択した2辺の角度を計算することも可能となった。
TOOLは年数回「LAVIS」をバージョンアップしているが、毎年DAC開催前のタイミングで必ず新機能を投入している。新たな「LAVIS」は例年通りDACで初披露の運びとなる。
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