2009年7月8日、ケイデンスは、富士通マイクロソリューションズがミックスシグナル設計向けに、Virtuoso Multi-Mode Simulation製品群を採用したと発表した。
発表によると富士通マイクロソリューションズは、携帯電話業界向けの大規模ミックスシグナルSoCの検証用に、Virtuoso Multi-Mode Simulation製品群を採用。同製品群に含まれるVirtuoso AMS Designerを使用して、トランジスタ・レベルのFastSPICE Virtuoso UltraSim Full-Chip Simulator と、高精度SPICE Virtuoso Spectre Circuit Simulatorを、要求される性能と容量によって切り替えながらミックスシグナル検証を最適化した。
富士通マイクロソリューションズでは、ケイデンスのミックスシグナル・シミュレータを利用することで、従来の検証手法では不可能な水準の検証を実現。同ツールによってシミュレーション実行時間を最大で90%短縮できると予測しているという。
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