2009年6月22日、C言語入力の国産動作合成ツール「CyberWorkBench」を手掛けるNECシステムテクノロジーは、日本ビクターが「CyberWorkBench」を採用したことを発表した。
NECシステムテクノロジーの発表によると、日本ビクターは画像処理用LSIの設計に用いるために「CyberWorkBench」を採用。
日本ビクター株式会社 技術本部 主席技師 片瀬氏は、以下のようにコメントしている。
「CyberWorkBenchを弊社Soc開発フローに導入したことにより、複雑なアルゴリズムの機能を短期間で高品質に搭載でき、弊社製品の開発へ大きく貢献しています」
「CyberWorkBench」は、「All-in-C」をコンセプトとしたC言語によるハードウェア設計環境で、携帯電話やビデオカメラなど民生品向け量産チップの開発で多くの実績を持つ。動作合成エンジンを中心に多数の周辺機能が整備されており、C言語設計の統合環境として利用できる。
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