2009年6月22日、コンフィギュラブル・プロセッサを手掛けるテンシリカは、DOCOMO Capitalがテンシリカに戦略的投資を行ったことを発表した。
DOCOMO Capitalは、NTTドコモが設立した米国の子会社でモバイル通信関連のベンチャー企業へ戦略的投資を行っている。
今回のDOCOMO Capitalによるテンシリカへの投資は、CPU(中央演算処理装置)とDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を組み合わせたテンシリカのデータプレーン・プロセッサ・コア(DPU)技術への投資と言えるもので、DOCOMO Capitalの社長兼CEO 逸見 知也氏は、以下のようにコメントしている。
「我々は、低電力消費かつ革新的な携帯機器を実現するための半導体にテンシリカのカスタマイズ可能なDPUの重要性が高いと考え、投資を決定しました。」
「テンシリカのオーディオ、ビデオ、およびベースバンド機能を実現する高性能DPUは、今後の携帯電話の新機能およびバッテリ持続時間の向上を実現させるカギとなるでしょう。」
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