2009年3月31日、ケイデンスとNECエレクトロニクスは、NECエレクトロニクスの32ビットプロセッサ・コア「V850」ベースのLSI開発における協業を発表した。
今回発表された協業は、「V850」ベースのLSI開発に向けてケイデンスがレイアウト設計環境「Encounter(R)Digital Implementation System v8.1」をNECエレに提供するというもので、すなわちNECエレが「V850」ベースLSI開発にケイデンスのレイアウト設計環境を採用したという話。
実際にケイデンスの「Encounter(R)Digital Implementation System v8.1」を駆使して、32ビットV850ベースの最先端LSIを試作したところ、レイアウト設計において、ユーザーモードおよびテストモードという複数の動作モードを切り替えても、特性バラつき条件の分析や最適化を効率良く進めることができ、従来設計ツールよりも設計期間を短縮(半減)できたという。
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