2009年2月19日、マグマは、同社のキャラクタライゼーションツール「SiliconSmart」製品群に新機能を追加した事を発表した。
マグマによると今回「SiliconSmart」に追加されたのは新しい機能認識機能で、最先端アルゴリズムにより自動的に複雑な回路の機能を認識、モデル化し、あらゆるタイミング・アークに対して効率的なベクター・セットを生成可能に。これにより工数を要す設計者の手作業による解析作業を減らし、ライブラリのキャラクタライズ時間を劇的に短縮できるという。
「SiliconSmart」はマグマが2003年に買収したSilicon Metrics社の開発した製品で、その性能・品質には定評があり、キャラクタライゼーションツールとして高いシェアを誇る。その技術はマグマの提供するSPICE精度の回路シミュレータ「FineSim SPICE」の高速化にも生かされている。
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