2009年2月10日、ESLツール大手のコーウェアと高速メモリ・アーキテクチャのライセンス企業Rambusは、Rambus社のXDRメモリ・アーキテクチャ対応の包括的なESL設計環境を発表した。
発表によると両社の協業により、コーウェアがRambusのXDRメモリ・サブシステムの各種SystemCモデルを提供。それらSystemCモデルはXDRメモリ・サブシステムの様々な構造設定に対応しており、コーウェアの仮想環境「CoWare Platform Architect」上で使用することで、最終アプリケーション、デザインのコンフィグレーション、デバイス・タイプなどの様々なオプションに対して、完全なシステム性能解析が可能。ハードならびにソフトウェアの設計生産性を大幅に向上できる。
コーウェアから提供されるトランザクション・レベル・モデルには、XDRメモリ・コントローラ、メモリ・コントローラ・インターフェイス (PHY)、3.2Gbpsから4.8Gbpsの速度を実現するXDR DRAMデバイスが搭載されている。
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