2009年2月5日、マグマとLogicVisionは、マグマのATPG技術をLogicVisionにライセンスする事を発表した。
発表によるとLogicVisionは、BISTツールを補完するATPGソリューションを開発するためにマグマとの間でATPG技術のライセンス供与について合意。現在、マグマのATPG技術を用いたATPGツールおよびATPG圧縮ツールを開発中で、マルチスレッド技術を用いたATPGツールは今年の秋にはリリースされる予定。処理能力の高さとマグマのインプリメントフローとの親和性が高いフィジカル考慮のテスト生成がウリとなる。
マグマは2007年にATPGツール「Talus ATPG」とATPG圧縮ツール「Talus ATPG-X」を発売したが、2008年後半以降の経済状況の悪化に伴い組織の再編成を検討。「選択と集中」という戦略の中でATPGソリューションについては同社製品ラインナップから消えていた。
今回の件は、ATPG技術資産を有効に処理したいマグマと、自社のDFT製品ポートフォリオを拡張したいLogicVisionの利害がうまく一致した結果と言えるだろう。
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