Electronics Design and Solution Fair 2009に出展していたデナリソフトウェアのブースレポート。
デナリの今回の展示の目玉は、昨年11月に業界に先駆けて製品化した「USB 3.0」の検証IP「PureSpec」。といっても、ブース正面に大きなグラフィックを掲げていた以外、ブース内に同USB3.0仕様をサポートした「PureSpec」の展示は見当たらず、ブース内ももっぱら顧客とのミーティングに忙しい様子。
聞くところによると「USB 3.0」のサポートは相当なインパクトがあったようで、国内ユーザーからも引き合いが多数。1月23日に行われた同社の出展社セミナー「USB3.0デザインのコンプライアンス・チェックの進め方」へは、定員30名を超える聴講者が訪れ立ち見もあふれる盛況ぶりだったという。
マーケティングの鈴木氏によると、検証IPというもの自体が設計現場でも定着し、もはや「買うのが当たり前」といっても過言ではないほど利用者が増えてきている状況。デナリの検証IP「PureSpec」は長年の実績もさることながら、検証メソドロジやシミュレータ、設計言語に依存しないニュートラルな立場の製品としてユーザーの支持を得ているとの事だった。
確かにVHDLやe言語などの資産を活用しているユーザーにとっては、言語やメソドロジに非依存な検証IPは重宝されると感じた。
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