2009年1月13日、バックエンド設計向けの多目的表示プラットフォーム「LAVIS」を手掛ける、日本のEDAベンダTOOL社は、「LAVIS」の最新版、「LAVIS Ver.8.1」のリリースを発表した。
毎年EDSFairや米国のDAC開催のタイミングに合わせてツールのバージョンアップを発表している同社だが、今回のバージョンアップでは既存の等電位追跡機能が強化され、接続箇所におけるビア数のチェックなどDFMを意識したデザインチェッカーとしての機能が実装されたほか、簡易編集機能にて新たにOASISフォーマットをサポート。オブジェクトの移動や編集、追加や削除、アレイの展開、ポリゴンやパス、およびテキストの追加など、業界標準となりつつあるOASISフォーマットの簡易編集も可能となった。
また、DensityMap表示機能の強化や、VSB12パターンのファイルオープン時間の短縮、メモリ消費の抑制、他社EDAベンダーツールとの連携強化など、レイアウトエディタとしての基本機能に関しても更に機能強化を実施。更なる性能向上を実現しているという。
尚、同社は来週開催予定のEDSFair2009にて、下記2セッションの出展社セミナーを開催予定。
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