Electronics Design and Solution Fair 2009に出展していたZ Circuitのブースレポート。
Z CircuitはEDSFair初出展の米国ベンチャー。新興ベンダエリアに出展していた。
同社の設立は2000年で北米市場では既に製品の供給実績有り。これまでの実績を受けていざ日本進出という事で、現在某商社と代理店交渉中。
同社の製品はキャラクタライゼーションツール「ZChar」とライブラリ検証・解析ツール「Library Analyzer」の2製品。「ZChar」は、独自のSPICEエンジンを用いる他社ツールとは違い、各社の汎用SPICEを利用可能。SPICEの並列化によって利用効率を上げ高速なキャラクタライゼーションを実現する。SPICE環境を問わない間口の広さと1分以内でフリップフロップ・モデルを生成できるという高速処理がうけているという。
もう一つの「Library Analyzer」は、複雑化するセルライブラリのチェックを行う為のツールで、作成したライブラリのチェック、供給されたライブラリの受け入れチェック、ライブラリの出荷チェックなどのニーズを想定しており、独自ルールによるチェックも可能。ライブラリのバージョン差異などもチェックできる。
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