Electronics Design and Solution Fair 2009に出展していたシーケンス・デザインのブースレポート。
シーケンスは昨年のDACで発表した新製品「Power Artist」を国内初展示。同製品は、RTLコードを読み込み消費電力を解析し、解析した結果を元にツールに登録されたクロック関連、メモリ関連、データパス関連のルールに応じてデザインの消費電力を最適化する。
ジャパンの石川氏によると、既に日本国内でも「Power Artist」を複数顧客が導入済み。現在は、ユーザビリティの更なる向上、消費電力最適化のための新ルールの追加、最適化処理の自動化に取り組んでおり、DACに向けてバージョンアップを計画中との事。
日本国内では大手が殆ど採用しているRC抽出ツール「Columbus-AMS」の売上比重が大きいが、ワールドワイドでは「PowerTheater」、「Power Artist」といった消費電力解析/最適化ツールが同社売上の中心となっていると聞いた。
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