2009年1月9日、ケイデンスは、同社の社長兼CEO(最高経営責任者)にリップ・ブー・タン(Lip-Bu Tan)が就任した事を発表した。
ケイデンスによると、タン氏は米国マサチューセッツ工科大学において、原子工学の修士課程を修め、米国サンフランシスコ大学において経営学修士を取得。2004年よりケイデンスの取締役会の一員となり、取締役として「Finance and Technology Committees」のメンバーを務めてきた。
昨年10月の旧経営陣の退任後は、複数の幹部で構成するケイデンスの暫定経営組織のメンバーと、ケイデンスの取締役会の暫定副会長として業務に従事しており、その手腕を買われ今回の社長件CEO就任へと至った。
タン氏は、社長兼CEO就任後も引き続き取締役会のメンバーとして活動を継続。同氏は、1987年にタン自身が創立したベンチャー・キャピタルであるWalden Internationalの会長という顔も持つ。
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