2009年1月21日、ケイデンスは、同社の動作合成ツール「C-to-Silicon Compiler」がFPGA向けの合成をサポートした事を発表した。
ケイデンスによると、「C-to-Silicon Compiler」がサポートするのはAltera/Xilinxの2社のFPGAで、FPGAをターゲットとした動作合成を実現。制御回路とデータパスの混在デザインの合成やデザインの変更箇所だけを再合成するインクリメンタル合成など、「C-to-Silicon Compiler」の特徴的な機能をFPGA設計にそのまま利用できる。
昨年7月に満を持してリリースされた「C-to-Silicon Compiler」は、ASIC設計向けのツールとしてForte社の「Cynthesizer」やNEC情報システムズの「Cyber Work Bench」が競合と目されていたが、今回FPGAをサポートしたことでターゲットユーザー層は更に拡大され、動作合成ツールのトップシェアを誇りFPGAユーザーの支持が高いメンターの「Catapult Synthesis」とも真っ向からぶつかる事になる。
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