2008年11月18日、仮想開発環境を中心とした組込みシステム開発ソリューションを手掛ける、株式会社ガイア・システム・ソリューションは、同社の提供する仮想開発環境とモデル開発サービスをニコンが採用した事を発表した。
プレスリリース:http://www.eda-express.com/edalibrary/files/1226990432.pdf
ガイアによるとニコンは、デジタル一眼レフの組込みソフトウェア開発に向けて、GAIAが販売サポートする米VaST Systems Technology社の仮想開発環境「CoMET/METeor」と同製品向けのモデル開発サービスを採用。これらソリューションを用いる事で、試作機のハードウェアが完成する前に、デジタル一眼レフの組込みソフトウェアを検証し、開発期間短縮と品質向上を目指すという。
ガイアは、デジカメや複合機などコンスーマ機器向けの組込みシステム開発において、VaST社の仮想開発環境「CoMET/METeor」をベースとした多数のサービス実績を持ち、その裾野を車載ECU開発分野にまで拡大。ソフトウェア開発のプロセス改善にも注力している。ニコンは、ガイアを一つのツールプロバイダとしてではなく、組込みソフトウェア開発のパートナーと位置づけ、仮想開発環境を用いた製品開発を進めている。
尚、ガイアは明日からパシフィコ横浜で開催されるEmbedded Technology 2008に出展。今回ニコンが採用した仮想開発環境やサービスを紹介すると共に、スペシャルセミナーとして車載ソフトウェア開発における仮想環境の活用事例も紹介するという。
※株式会社ガイア・システム・ソリューション
http://www.gaiaweb.co.jp
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