2008年8月25日、マグマは、同社のミックスド・シグナル・デザインプラットフォーム「Titan」の中核をなす新製品「Titan Analog Migration」を発表した。
プレスリリース:http://investor.magma-da.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=329953(英文)
発表によると「Titan Analog Migration」は、アナログ・ミックスド・シグナル回路の設計、ポーティングにフォーカスした製品で、独自のモデリング・アプローチによりシミュレーション・ベース技術に比べてはるかに迅速に回路の最適化やポーティングを行うことが可能。数学的な最適化技術によりパワーやジッタの削減を実現するほか、これまで多大な工数を要していたデザインのポーティング(マイグレーション)を数週間から数日に短縮することができる。
詳細は明らかにされていないが、今回発表された「Titan Analog Migration」には、今年2月に買収したSabio Lab社のプロセス・マイグレーション技術が移植されていると見られる。Sabioのソリューションは国内大手半導体も活用しており、信頼性の高い技術とされている。
尚、Rambus社は既に「Titan Analog Migration」の評価を完了。同社のXDRメモリをはじめ複雑かつ高性能なアナログ回路の設計、ポーティングに同ツールが適用可能な事を確認したという。
マグマ・デザイン・オートメーション株式会社
http://www.magma-da.co.jp
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