2008年7月10日、システムシミュレータを手掛ける米Mirabilis Design社は、ヘテロジニアス・マルチコア・プロセッサIPを手がけるトプスシステム社が同社の日本代理店となった事を発表した。
プレスリリース:
http://www.eda-express.com/edalibrary/files/1215731063.pdf
Mirabilisのシステムシミュレータ「Visual Sim」は、予め用意された2000種にものぼるコンポーネントを利用する事でスピーディーに仮想プラットフォームを構築。設計の早期段階でシステムの性能分析、アーキテクチャ探求、消費電力見積りなどを行う事ができる。
トプスシステムは、自社製品のヘテロジニアス・マルチコア・プロセッサIPの開発に、Mirabilisの「Visual Sim」を利用しており、ユーザーとしてその性能と効果を確認。マルチコア・システムの開発を大幅に効率化できる有用なツールであると判断し、自社リソースを活かした製品の代理店販売に踏み切ったという。
「Visual Sim」は、サイクル精度のモデルを利用する仮想開発環境よりも抽象度の高いレベルで性能解析を行うツールであるが、その精度は実システムと比較して80%以上とかなり高いポテンシャルを持っている。
※Mirabilis Design社
http://www.mirabilisdesign.com/
※株式会社トプスシステムズ
http://www.topscom.co.jp/
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