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シーケンシャル等価性チェックのカリプトがケイデンスの動作合成ツール「C-to-Silicon Compiler」をサポート

2008年7月14日、シーケンシャル等価性検証ツール「SLEC」を手掛ける、米Calypto Design Systems社は、動作合成ツールユーザー向けの製品「SLEC System-HLS」がケイデンスの動作合成ツール「C-to-Silicon Compiler」をサポートしたことを発表した。

プレスリリース:
http://www.eda-express.com/edalibrary/files/1216239851.pdf

カリプトによると、発表された「SLEC System-HLS(C-to-Silicon Compiler対応版)」は、ケイデンスとの共同開発によって製品化。既にリリースされている、Forte社のCynthsizer対応版、Mentor社のCatapult対応版と同様に、動作合成の運用フローに沿って入力(C/SystemC)と出力(RTL)の機能等価性を検証することができる。

既に「C-to-Silicon Compiler」を導入しているルネサス テクノロジでは、この「SLEC System-HLS(C-to-Silicon Compiler対応版)」も合わせて導入しており、動作合成を用いた設計の生産性向上を実現済みだという。

尚、「SLEC System-HLS」は、サポートする動作合成ツール毎にライセンスが分かれており、価格はそれぞれ5万ドル(米国販売価格、1年間ライセンス)。最近は動作合成ツールの入出力の等価性検証に加えて、入力(元のコード)対入力(動作合成向けに修正したコード)の等価性をチェックするユーザーも増えているようだ。

※カリプト・デザイン・システムズ株式会社
http://www.calypto.com

※日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
http://www.cadence.co.jp/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2008/07/16 )

 

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