2008年7月4日(金)、新横浜国際ホテルで開催予定の国内唯一のSystemC専門技術セミナー「SystemC Japan 2008」に定員の約1.5倍の447名がエントリーした。
今年で3回目の開催となる同セミナーは、SystemC関連ソリューションを取り扱うEDAベンダ及び設計コンサルティング会社によるプライベートセミナーで、SystemCユーザーの事例紹介と絡めて最新のSystemC関連技術を紹介するもの。
今年は?東芝と?ルネサス テクノロが社内のSystemC環境について講演するほか、?リコーが動作合成ツールへの要求・期待について講演。更に、先日正式リリースされたばかりの「OSCI SystemC TLM 2.0」の概要について、OSCIメンバーのSTARCが発表を行う予定となっている。
IEEE標準化によって一時は落ち着いたかに見えたSystemCも、ここ最近活発化してきたESL手法の本格的な普及により、「TLM」を中心にユーザーが拡大しており、SystemC Japan 2008 の開催に向けて実施した事前アンケート調査の結果からもユーザーの積極的な姿勢が見てとれる。
■SystemC Japan 2008 事前アンケート調査結果(抜粋)
※アンケート対象:447名
Q.SystemCの使用状況についてお聞かせ下さい
?言語に触れた事は無い 132名(30%)
?言語を習得中 116名(25.7%)
?業務で使用した事がある 112名(25.2%)
?使用中・良く知っている 51名(11.5%)
?言語は習得しているが未使用 51名(11.5%)
※3割以上がSystemC実務経験者
Q.どのような用途でSystemCを使用されていますか?
※経験者198名に質問(複数回答あり)
?機能検証 108名(54.5%)
?動作合成 84名(42.4%)
?仮想環境構築・SW開発 68名(34.3%)
?アーキテクチャ探求 59名(29.8%)
?その他 7名(3.5%)
※複数の用途でSystemCを使用
Q.SystemC対応ツールを使用したことがありますか?
?未使用だが使用予定あり 113名(25.5%)
?使用経験あり 96名(21.6%)
?使用中 87名(19.6%)
?使用ツールを検討中 46名(10.4%)
?使用予定なし 26名(5.9%)
?無回答 76名(17.1%)
※3割以上がこれからのツール利用を予定
尚、SystemC Japan 2008の参加申し込みは既に終了となっているが、余りが出た場合に限り、希望者にセミナーテキストを配布する予定。ご希望の方は、下記窓口までご連絡下さい。
SystemC Japan 2008 運営事務局 : systemc2008@eda-express.com
※SystemC Japan 公式セミナーページ
http://www.eda-express.com/systemc2008/
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