2008年6月3日、仮想検証向けのESLソリューションを手掛ける米Carbon Design Systems社は、同社の「Carbon Model Studio」がSTARCのトランザクション・レベル・モデリング・ガイドラインをサポートしていることを発表した。
※STARC:株式会社半導体理工学研究センター
プレスリリース:http://www.carbondesignsystems.co.jp/newsevent/pressrelease06022008.html
STARCのトランザクション・レベル・モデリング・ガイドラインは、TLMを用いた標準的なシステム設計メソドロジの確立に向けて開発されたもので、STARCの発行する「TLモデリングガイドライン」には、TLMのリファレンスとして、TLMの抽象レベル、モデル構造、通信APIの標準規定が示されており、それに応じたモデル作成手順や記述例などが記載されている。
カーボンの「Carbon Model Studio」は、RTL資産からサイクル精度のシステムモデルを自動生成可能で、コーウェアやARMのESL環境で検証モデルとして利用可能。そのモデルは、STARCのTLガイドラインに準拠しており動作も確認済みであるという。
尚、ソリューションは各社異なるが、カーボンの他にコーウェア、アトレンタ、メンター、ARM、Actisの各種ツールがSTARCのTLガイドラインをサポートしている。
※Carbon Design Systems社
http://www.carbondesignsystems.co.jp
※STARC:株式会社半導体理工学研究センター
http://www.starc.jp
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