2008年6月4日、カスタムIC設計ツールを手掛ける英Pulsic社の日本法人パルシックジャパンは、新たに高性能PLLレイアウトブロックの自動化ソリューションを発表した。
プレスリリース:http://www.pulsic.com/Japan/news_index.php?id=3
発表によると、新しいPLLレイアウトソリューションは、日本国内の顧客ニーズに基づき、Pulsicの基本ツールを元に日本側でカスタマイズして作り上げた製品で、従来手作業で行われていた自動化の難しい高性能PLLのレイアウトを自動化することができる。
具体的には、セルを自動でグルーピングしグループ単位の自動配置を行う「スケマティックドリブン配置機能」や、子ブロック内でのレイアウトの最適化を行う「子ブロック自動配置配線機能」、全配線を魚の骨のようなフィッシュボーン配線を行う「Spine & Stitch配線+詳細配線」などが統合されており、プロジェクト単位の期間ライセンスとして500万円からの構成で提供されるという。
英Pulsic社は、200年1月に設立されたシェープベース・テクノロジを核としたEDAベンチャー。メモリの配線に関しては殆どの大手が同社の「Lyric Unity」を採用しており、業界デファクトツールとなっている。
※パルシックジャパン
http://www.pulsic.com/Japan/cda.php
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