第45回DACに出展していたSynfora社のブースレポート。
Synforaは、DAC初日の9日に新製品「PICO Extreme FPGA」を発表。ブースにてデモを披露していた。
プレスリリース:http://www.synfora.com/news/press/060908.html
「PICO Extreme FPGA」は、独自の拡張C言語から並列化やパイプライン処理を行い、テンプレートアーキテクチャに落とし込むという合成ツール「PICO Extreme」の兼価版で、合成するアクセラレーターをFPGAにマッピングする事が可能。ハード設計者に加えソフト設計者もそのユーザーとして想定している。
同社のPICOシリーズの製品は、競合他社製品と比較して知名度は低いが、日本国内でもプロジェクトユーザーが存在しており、1年以内に大規模プロジェクトでPICOを適用する計画も有るとの話。
ワールドワイドでは、TIとSTマイクロが2大ユーザーで、TIは世界各地の拠点でPICOを展開。ワイヤレス関連やプロセッサ設計にてPICOを活用しているという。
尚、Synforaはここ最近、サードパーティとの連携を強化している様子で、Certess社の検証環境品質評価ツールやSynopsys社のESL環境とのインタフェースを用意。PICOはSynopsys社のセミナーでも実名を挙げて紹介されていた。
※Synfora社
http://www.synfora.com
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