第45回DACに出展していたCoWare社のブースレポート。
CoWareは、昨年同様、コメディアン風の人物がブース内ステージで定期的にプレゼンを実施。時折笑いを織り交ぜながら、一人三役のパネルディスカッションで、バーチャル環境におけるソフト開発のメリットをアピールしていた。
毎年DACに合わせて新たなデモ・ストーリーを仕込んでいるコーウェアの今年の題材は、インターネット端末「Chumby」。インターネットへのアクセス他、様々なマルチメディア機能を搭載したキューブ体端末「Chumby」のGUIシステム(ソフトウェア)をバーチャル環境で動かしながらデバッグするという内容のデモを披露していた。
予めバグが埋め込まれたコードを動かし、エラー箇所を解析。問題のコードを修正した上で再度システムを動かして正常動作を確認するというストーリーで、実機同等の速度とデバッグの容易性を強調。ESLへの追い風を味方に来場者を集めていた。
CoWare米国本社CEOのAlan Naumann氏に聞いたところ、ESL2.0ソリューションが顧客に浸透し始めており、ここ最近はEURO市場を中心にワールドワイドで30%以上の売上げUPを記録。中でもソフト開発に対するニーズやメカのバーチャル開発ニーズが売上げを牽引しているとの事で、同社ソリューションを利用しているソフトウェア開発者の総数は、この1年で1000人から2000人以上に倍増しているという事だった。
※CoWare社
http://www.coware.co.jp
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