2008年6月3日、Windowsベースの統合エレクトロニクス設計環境を手掛ける、豪アルティウム・リミテッドは、新製品「Altium Designer Summer 08」を発表した。
プレスリリース:
http://www.altium.com/files/corp/media/pdfs/20080603AltiumDesignerSummer08_JP.pdf
発表によると今回アルティウムは、FPGA設計、PCB設計、組込みソフト開発の全てを統合した統一開発環境「Altium Designer」に下記大きく4つの新機能・技術を追加。、製品を開発するハードウェア・プラットフォームが決定していなくても、ソフトウェア上で設計が行えるというアルティウムの設計思想「Altium Innovation Station」を具現化した。
<新機能・技術>
■C言語によるFPGAロジック開発機能
■仮想計測器のカスタム機能
■ECAD-MCAD 協調設計機能
■新型のインタラクティブ配線エンジン
中でも興味深いのがC言語によるFPGAロジック開発機能で、同機能を用いることで、Cソースコードから直接、特定用途向けのコプロセッサ機能を生成したり、一部の機能をハードウェアで直接実行してCコードの実行速度を向上するなど、ハードウェアをCで記述し、それを直接ハードウェアに組み込むという言わば動作合成的な処理が事が可能だという。
※アルティウムジャパン株式会社
http://www.altium.co.jp
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