2008年3月10日、IPの運用促進を目的にIPの統合規格「IP-XACT」の標準化を進めているSPIRITコンソーシアムは、ミュンヘンで開催されていたDATE08にて「IP-XACT」仕様のバージョンアップを発表した。
発表によると最新の「IP-XACT 1.4」では、アーキテクチャ探索、パフォーマンス・モデリング、最新の検証メソドロジに対応すべく、TLM(transaction level modeling)をサポート。これまでRTLレベルに留まっていた接続性を大幅に引き上げた。また、IPの仕様を記述したXMLデータから実際のデザインデータを生成するジェネレーターのインタフェースを新しい「TGI(tight generator Interface)」に変更。これにより従来よりもデザインデータの生成が容易となり、生成したデータを様々な設計環境で利用可能になるという。
※SPIRITコンソーシアム
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