2008年3月25日、メンター・グラフィックスは、プラットフォームベース設計環境「Platform Express」のバージョンアップを発表した。
プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2008/080325.html
メンターの発表によると、今回の「Platform Express」のバージョンアップの目玉は、先頃バージョンアップが発表されたばかりのIP仕様規格「IP-XACT 1.4」のデータブックと新たな「TGIジェネレータ・フォーマット」をサポートしたという点で、これにより様々な言語で記述されたIPブロックからIP-XACT準拠のXMLファイルを直接生成。IPの再利用によるSoC設計を今まで以上に効率化できるようになる。
また、「Platform Express」の新バージョンでは、RTLとESLのミックスレベル設計機能も拡張され、システム・モデル設計者やOVM(Open Verification Methodology)等のトランザクション・ベースの検証手法を使用する設計者にとってより使い勝手のよい環境となった。
ちなみにメンターは、IP仕様規格「IP-XACT」の標準化団体SPIRITコンソーシアムの創設メンバーである。
※メンター・グラフィックス・ジャパン
http://www.mentorg.co.jp
※SPIRITコンソーシアム
http://www.spiritconsortium.org
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