2008年3月20日、シンプリシティは、シノプシスによる買収に合意した事を発表した。
プレスリリース:http://www.synplicity.jp/corporate/pressreleases/2008/synopsys_acq_JP.html
発表によると、シノプシスは今回の買収にあたり、シンプリシティ株1株当たり8ドルを支払い、取引総額は約2億2700万ドル、シンプリシティは実質金額約1億8800万ドルの現金を得る予定。
買収には、管轄規制当局およびシンプリシティの株主による承認、ならびに他の慣例的条項を満たすことが前提となり、2008年第2四半期の締結を見込んでいるという話。締結後、シンプリシティはシノプシスの一部門となり、シンプリシティの株式は取引を終了する。
尚、シンプリシティの社長兼CEOであるGary Meyers氏は、ゼネラル・マネージャとしてシノプシスに加わり、創業者の一人でもあるCTOのKen McElvain氏もシノプシスに参加し、同社のシステム・ソリューションの設計を支援するという。
今回の買収が完了すると、シンプリシティの主力製品であるFPGA向け論理合成ツール、ASICプロトタイピング ソリューション、DSP合成ツールがシノプシスの製品ラインナップに加わり、売上的には年間7000万ドル以上がシノプシスの売上に加わる事になる。
※シンプシシティ株式会社
http://www.synplicity.jp
※日本シノプシス株式会社
http://www.synopsys.co.jp
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