2008年2月18日、フォーマル検証ツールを手掛ける独OneSpin Solutionsは、同社のフォーマル検証ツール「360 Module Verifier」の追加機能として、特許出願中の体系的検証プロセス「GapFreeVerification」を発表した。
プレスリリース:http://www.eda-express.com/edalibrary/files/1203461790.pdf
発表された検証プロセス「GapFreeVerification」は、ユーザーの処理とツールタスクの構造的かつ統合されたシーケンスを定義するもので、複雑なモジュールおよびIPに対して予測可能な、再現性のある検証結果を体系的に提供。初回からエラーの無いフォーマル検証を保証する。
具体的には「GapFreeVerification」のシーケンスによって、ユーザーはプロパティ・セットで構成されるハイレベルな機能リファレンスモデルを体系的に構築できるようになり、そのリファレンスモデルを用いる事で検証の予測性と再現性を確保。検証工数増大の大きな要因となっている、検証プランニングとレビュー、複雑なカバレッジ モデルの構築、カバレッジ情報の収集と解析といった作業を大幅に削減することが可能になるという。
尚、この「GapFreeVerification」は既に「360 Module Verifier」の最新バージョンに実装されており、ユーザーは追加費用無しに利用可能。
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