EDSF2008に出展していた、Certess(エッチ・ディーラボ)のブースレポート。
エッチ・ディー・ラボのブースでは、SystemC/SystemVerilogのトレーニングをはじめとした教育サービス、昨年リリースした「SystemC動作合成スタイルガイド」と合わせて代理店販売を行っている、米JEDA Technologies社のSystemC検証ツール「NSC」と米Certess社製の検証環境評価ツール「Certitude」の2製品を展示していた。
取り扱いを開始して約半年となるCertessの「Certitude」について近況を聞いたところ、既に製品を導入した大手半導体ベンダが存在しており、実製品プロジェクトでの評価を経てデザインをテープアウトした実績もあるとの話。また、別の顧客では1週間程度の短期間で評価を完了。その有効性を確認し導入へ向けて動き出しているという事で、日本国内での営業活動は滑り出し上々といった感じであった。
尚、製品の位置付けとしては、RTLシミュレーションを行う環境を評価するツールという認識であったが、SystemCやANSI-Cで記述されたデザインの解析機能やSoCにおけるモジュール間のコネクティビティをチェックする機能なども備えられているという話で、ESL環境と合わせた形で活用を検討する顧客もいると聞いた。
※Certess社
http://www.certess.com
※株式会社エッチ・ディー・ラボ
http://www.hdlab.co.jp
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