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STARC、「STARCAD-CEL」EagleフローでシノプシスのSSTA「PrimeTime VX」を採用

2008年1月14日、シノプシスは、STARCが同社の統計的タイミング解析ツール「PrimeTime VX」を「STARCAD-CEL」メソドロジの一部として採用した事を発表した。
※STARC:株式会社半導体理工学研究センター

プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2008/20080114.html

シノプシスによると、STARCは同社の開発する65nmプロセス設計メソドロジ「STARCAD-CEL」のEagleフローにて「PrimeTime VX」をバラツキ考慮タイミング解析ツールとして採用。他のソリューションと違い、「PrimeTime VX」の利用にあたっては、業界標準のタイミング サインオフツール「PrimeTime」を組み込んだフローとその活用ノウハウがそのまま有効利用できる点が採用を促した。
※Eagleフロー:シノプシスのインプリメントツールをベースとした設計フロー

尚、発表によるとSTARCは「PrimeTime」によるロケーション・ベースのマージン設定機能、「PrimeTime」と「PrimeTime VX」両製品によるコーナーベースのSTAとSSTAを組み合わせる方法、「PrimeTime VX」によって全てのバラツキの解析にSSTAを適用する方法と計3通りのテクニックを評価し、これらの三つの手法によってコストと精度のトレードオフが可能となり、いかなるデザインであっても柔軟に設計品質の向上と開発期間の短縮を実現できる事を確認したという。

※同リリース内容はEDSFair2008にて発表される予定。(発表者:STRAC、発表場所:シノプシス・ブース ステージ)

※「PrimeTime VX」に関する詳細は、日本シノプシス株式会社までお問い合わせ下さい。
http://www.synopsys.co.jp/

※STARC:株式会社半導体理工学研究センター
http://www.starc.jp/index-j.html

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2008/01/15 )

 

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