EDSF2008に出展していた、ATopTecのブースレポート。
ATopTechは昨年のDACでデビューした新興EDAベンダで今回は初の出展。昨年12月にメジャーリリースしたばかりの次世代自動配置配線ツール「Aprisa」を展示していた。
話によると「Aprisa」は、シノプシスに買収された旧Avant!社の自動配置配線ツール「Apollo/Astro」を開発していたR&Dチームが2004年から作り始めたツールで、GateからGDS-IIまでの全てのフローに対応。インターコネクトを中心にマルチコーナー/マルチモードのコンカレントな最適化を高速に実行する事が可能で、従来の1/5程度にまでTATを短縮することができる。また、メモリの消費量も少なく、10Mゲートクラスのデザインでも使用するメモリはSI処理を含めて32Gb程度。高速かつ省メモリのエンジンにより大規模デザインをフラットに処理する事ができるため、人的リソースの削減にも繋がるという。
尚、ATopTechは1月24日、シャープが「Aprisa」を採用した事を発表。昨年の米Broadcomの導入に続き2社目のビッグユーザーを獲得し、出だしは順調だという。
※ATopTech社
http://www.atoptech.com
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