2007年11月2日、SystemCのアサーション・ベース検証環境を手掛ける、米JEDA Technologies社は、OCP(Open Core Protocol)の標準規格に準拠したシステムレベル検証に必要なSystemC 言語ライブラリ「OCPchecker」を発表した。
プレスリリース:http://www.eda-express.com/edalibrary/files/1194215750.pdf
「OCPchecker」は、OCPプロトコルのコンプライアンスをチェックするためのライブラリで、このライブラリを用いる事でシミューレーションによるプロトコル違反の検出や機能カバレッジに必要な情報収集が可能。OCP2.2/OCP2.1/OCP2.0仕様をサポートしており、OCP SystemC Channelに対してプラグアンドプレイで利用する事ができる。また、同製品は、JEDAのネイティブSystemC検証環境「NSCa」上で実装されており、ユーザーによるプロトコル追加やコンフィグレーション設定、アサーションカバレッジやアサーションデバッグも可能。これまで多くの工数を要していた検証環境の構築を大幅に効率化できるようになる。
尚、発表に寄せられたコメントによると、OCP-IPの創設メンバーである米Sonics社では、JEDAの「OCPchecker」の精度と利用・導入のし易さを高く評価し、社内製のSystemCチェッカーを全て「OCPchecker」に置き換え自動チェックを行っているという。
※「OCPchecker」に関する詳細は、JEDA社製品の販売代理店、株式会社エッチ・ディー・ラボにお問い合わせ下さい。
http://www.hdlab.co.jp
※JEDA Technologies社
http://www.jedatechnologies.net
※OCP-IPホームページ
http://www.ocpip.org
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