2007年11月24日、コンフィギュラブル・プロセッサを中心としたプロセッサ・コアを手掛ける米テンシリカとストラクチャードASICを手掛ける米eASICは、SoC開発の低コスト化を実現する両社のパートナーシップを発表した。
プレスリリース:http://www.tensilica.co.jp/html/press/EASIC-1126.html
今回発表されたパートナーシップは、eASICのストラクチャードASICでテンシリカのダイヤモンド・スタンダード・マイクロプロセッサを提供可能となるというもので、この組み合わされたソリューションを活用する事で、FPGAベースの組込みシステムよりも低コストでカスタマイズされ高度に差別化されたASICソリューションを開発することが可能になる。
eASICのストラクチャードASICは、マスク代不要、短納期、最低注文数制限無しと従来のASICとは真逆のソリューションで開発コストに対するインパクトは非常に大きい。また、テンシリカのダイヤモンド・プロセッサ・ファミリも競合製品を上回る性能を実現しながら、そのライセンス料は競合以下とやはりコストパフォーマンスに優れており、高性能、低コスト、短納期の組み込みSOCを求める顧客にとって、両社製品の組み合わせは魅力あるソリューションと言える。
※テンシリカ株式会社
http://www.tensilica.co.jp
※eASIC社
http://www.easic.com/jp/
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