2007年10月31日、ドイツに本拠を構える図研ヨーロッパと論理シミュレーターを手掛ける米Aldecは、両社製品を組み合わせた新製品「CADSTAR FPGA」を発表した。
プレスリリース:http://www.zuken.com/news/press0710-Aldec.asp(英文)
発表によると図研とAldecは、図研が欧州および米国で提供しているWindowsベースのPCB設計ツール「CADSTAR」と、Aldecが提供しているWindowsベース論理シミュレータ「Active-HDL」を組み合わせ、新製品「CADSTAR FPGA」として提供。両製品が統合されることによって、設計者は「CADSTAR」の環境内で「Active-HDL」によるFPGAシミュレーションを実行できるようになり、同期するPCBとFPGAのデザインプロセスを効率化する事が可能となる。
両社のパートナーシップは、図研のPCB設計環境「CR-5000」とAldecの「Active-HDL」のインテグレーションという形で今年5月に既に発表されているが、製品として統合されたものがリリースされるのは今回が初。「CADSTAR FPGA」主に中小規模の企業を対象にコストパフォーマンスの高いツールパッケージとして提供される予定で、ベータ版の提供は11月5日より開始される予定。製品価格は単一言語対応版で1000ドルからの設定となっている。
※「CADSTAR FPGA」に関する詳細な情報は、11月8日よりAldecのWebサイト上で公開される予定。
http://www.aldec.com
※ZUKEN USA/EURO
http://www.zuken.com/
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