2007年9月27日、アナログ/ミックスド・シグナル、RFIC開発向けのEDAツールを手掛ける、米Simucad Design Automation社は、バイポーラ接合トランジスタ・モデルであるVBICモデルの改良版のリリースを発表した。
プレスリリース:http://www.silvaco.co.jp/news/press/2007_0927.html
VBICモデルは、アナログ、RF/無線、パワー・エレクトロニクスなど広範な用途をカバーする唯一のバイポーラ・トランジスタ・モデルで、1995年にトランジスタモデルの標準化団体「CMC(Compact Model Council)」が標準化、1999年に現行のバージョン1.2がリリースされたが、近年、バイポーラ・プロセスの複雑化、設計要求の高度化にともないモデルの機能拡張が求められていた。
Simucadが今回リリースした「VBICバージョン1.3」は、最先端のバイポーラ・テクノロジや回路設計に求められる、モデリングおよびインプリメンテーションの重要な機能拡張がすべて含まれており、商用のVBICモデルとしては業界初。このモデルを利用すれば、動作バイアス範囲や動作温度範囲の広い回路を設計する際のシミュレーション精度を飛躍的に向上させる事が可能だという。
※「VBICバージョン1.3」に関する詳細は、株式会社シルバコ・ジャパンにお問い合わせ下さい。
http://www.silvaco.co.jp
※Simucad Design Automation
http://www.simucad.com
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