2007年10月1日、アルゴリズム開発環境「MATLAB」を手掛ける米MathWorks社は、MATLAB言語のサブセット「Embedded MATLAB」を発表した。
プレスリリース:http://www.mathworks.com/company/pressroom/articles/article15566.html(英文)
発表によると「Embedded MATLAB」は、MATLABから直接Cモデルを生成するために用意されたサブセットで、MATLABの機能・演算を270以上、オプション機能Fixed-Point Toolboxの機能を90以上カバー。この「Embedded MATLAB」を利用することでSimulinkのEmbedded MATLAB Functionブロックを介さずに、Mファイルから直接Cコードを出力することができるようになり、これまで出力されるMファイルを基に行われていた「Cによるアルゴリズムの書き直し」が不要となる。
MATLABはアルゴリズム開発環境として広く利用されながらも、その実装にあたっては「Cによるアルゴリズムの書き直し」という不要な工数が必要で、それがバグ混入の原因の一つとなっていた。
※2007年10月9日、記事内容に一部誤った表現があり修正致しました。(EDAエクスプレス)
※MathWorks社のMATLAB製品に関する詳細は、サイバネットシステム株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.cybernet.co.jp/matlab/
※MathWorks社
http://www.mathworks.com
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